全てを雲の向こうに置いてきてしまった。
筆者は昔から大雑把なO型気質なのですが、システムエンジニアという職業に就いてしまった影響でときどきA型と間違われるという現象が発生します。
そのたびにB型の先輩が言っていた「B型でさえも、この仕事をしているとA型っぽくなってしまうんだよ。因果な商売さ・・・フフ」というセリフを思い出す日々です。(※最後のセリフは脳内でエフェクトがかかっています)
それはさておき、SEという仕事をやっているとUSBメモリなどに業務用の各種ツール(ときにはOSまでも)を詰め込んでおき、ハブやLANケーブルなどの各種HW類と共に持ち歩くのが習慣になるのですが、SEという職を離れただけでなくクラウドサービスとネット回線の進化によって、データもツールも持ち歩く機会が少なくなっていました。
それはつまり、どのツールを持ち歩くか?という精査の習慣が薄れることであり、またいざというときにデータをやり取りしたり、ツールを使用して問題解決にあたる能力の劣化を意味します。
今回、仕事の都合でVirtual Box 上にIE環境を構築する機会があり、ひとつの環境をダウンロードするだけでも数時間・・・。
Windows - IE 確認用の仮想マシンの構築 (modern.IE) - Qiita
Developer Resources : Microsoft Edge Dev
そんなセブ島のネット環境を前にして絶望的な時間の壁を感じつつ、ヨッピーの記事を読んで改めて考えさせられたのでした。
便利なものに頼るのは良いけれど、それがないときに身につけた知識や経験や能力を錆びつかせたり失ったりしてはいけない。