『神戸のシステム屋が24年間続けてきたこと』というタイトルからは予想もつかなかった良エントリ。
最初は「1月17日」に関わる内容ということにも思い至らずに読み始めた。
毎年「1月17日」のニュースに触れては思い返すあの日のこと。地震の当日、何事もなかったかのようにドイツ語の試験を受けて、昼ごはん食べて、ボールを蹴って…帰宅してからテレビ見てもまだ現実感のなかったあの日。
良い意味で忘れてない人たちの見習うべきスタンス。これを読めば「ボランティアなんて」と斜に構える人も減るだろう。
あれから20年以上経って、今からでも、いつまでも人はアップデートできるもの。
こうした出会いと変化を生み出してくれる全てのサービスやインフラにまで想いを馳せて感謝が溢れる。
はてなブログ・プッシュ通知・メール・インターネット等々、そしてそれらを生み出し運営する人々、その人々が生まれ育ち働き、いろんな物事が継続的に此方から彼方へ伝え続ける社会と世界の仕組み。
永遠でもなく、完璧でもないけれど、千年でも二千年でもかけて、少しずつ一進一退の改善を繰り返しながら、緩やかに永く人の世が続きますように…